この記事でわかること
- ✅ ExcelにCopilotが出てこない2つの理由
- ✅ 無料版・有料版・法人版の違いを図解
- ✅ 職場アカウントで今すぐ安全に使う方法
- ✅ ChatGPT・Geminiとの使い分け早見表
「Copilotって名前は聞いたことあるけど、何が違うのかよくわからない」
「職場のExcelにCopilotのマークが出てくるらしいけど、うちには表示されない…」
一口に「Copilot」といっても、実は3つの種類があり、それぞれできることがまったく異なります。
この違いを知らないまま使おうとすると、「なぜ使えないのか」が永遠にわかりません。
本記事では、2026年現在の最新情報をもとに、事務職の皆さんが知っておくべきCopilotの全体像を、
現役の大学職員がわかりやすく整理します。
よくある質問:まずここを読めば9割解決
Q1. 「ExcelにCopilotのボタンが出てこない」のはなぜ?
理由は状況によって2パターンあります。
【職場・法人のOfficeを使っている場合】
Officeアプリ内でCopilotを使うには、会社(法人)が「Microsoft 365 Copilot」の有料ライセンスを追加契約している必要があります。Officeが入っているだけでは使えません。まずシステム担当部署に確認してみましょう。
【個人のMicrosoft 365を使っている場合】
Microsoft 365 Personal/Family以上に加入していれば使えますが、以下2点が条件です。
- デスクトップアプリが最新バージョンであること
- OneDriveにファイルを保存した状態であること
アプリが古いだけで表示されないこともありますので、更新を確認してみてください。
Q2. 「無料版」と「有料版」は何が違う?
一言でいうと、「チャットだけ使えるか、Officeアプリの中でも使えるか」 の違いです。
詳しくは後述の比較表で整理しています。
Q3. 職場のアカウントでCopilotを使えば業務データを入れても安全?
会社・法人のアカウントでEdgeにログインして使う「無料版Copilot」には、「エンタープライズ データ保護」 が自動で適用されます。画面上部に 緑の盾マーク が出ていれば安全に使えます。
※ただし、会社・法人ごとのガイドラインも必ず確認してください。
そもそもCopilotとは?30秒でわかる基礎知識
Microsoftが提供する「生成AIアシスタント」の総称です。
中身はChatGPT(OpenAI)の技術がベースになっており、
最大の特徴はWordやExcel、Edgeなど、普段使っているMicrosoft製品と連携していること。
すでに職場PCのEdgeブラウザのサイドバーや、Windowsのタスクバーに
「Copilotアイコン」が表示されている方も多いはず。
「押していいの?」と迷っていた方は、この記事を読み終わる頃には自信を持って使えるようになります。
当ブログは現役大学職員の私が、AIツール(Gemini, ChatGPTなど)を活用し、事務業務改善をするためのAI活用ブログです。私自身、文系大学卒の非エンジニアの事務職員なので、専門用語は避けて読者の皆さんが分かりやすく、すぐ使える情報をお届けできるよう心がけています。
プロフィールの詳細は、以下をご覧ください。
【最重要】3種類のCopilotの違いを整理する
「Copilot」という名前がついていても、できることが異なる3種類があります。
| 種類 | 使える場所 | Officeアプリ連携 | 費用 | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| Copilot Chat (無料版) | Edgeブラウザ・Web | ❌ | 無料 | 誰でも |
| Microsoft 365 Personal/Family | 個人PCのWordやExcel内 | ✅(上限あり) | 月2,130円〜 | 個人 |
| Microsoft 365 Copilot(法人版) | 職場のWordやExcel内 | ✅(フル機能) | 月約4,500円/人(アドオン) | 法人・学校 |
① Copilot Chat(無料版・Web版)
現在は「Microsoft 365 Copilot Chat」とも呼ばれます
- できること: 文章の要約・翻訳、メール文面の作成、アイデア出しなど、チャット画面で完結する作業
- できないこと: WordやExcelの中身を直接編集すること
- セキュリティ: 職場アカウントでEdgeにログインすれば「エンタープライズ データ保護」が適用される
🛡️ セキュリティについて
職場・法人アカウントでEdgeにログインして使えば、「エンタープライズ データ保護」が自動で適用されます。
画面上部に緑の盾マークが表示されていればOK。入力したデータはAIの学習に使われず、外部への漏洩リスクもありません。

私自身の活用例:
ExcelやCSVデータをアップロードして内容を比較・抽出させる作業によく使っています。
同じ作業をGemini(法人版)でも試しましたが、Copilotの方が正確な結果が出ることが多い印象です。(個人の使用感)
→ まずここから始めるのがおすすめ。無料で、今すぐ使えます。
② Microsoft 365 Personal/Family(個人有料版)
- できること: 自分のPCに入ったWordやExcelの中でCopilotが使える。資料の下書き、データ整理など
- 費用: 月2,130円(Personal)〜
- 注意: 業務データの入力は非推奨。個人用途限定で活用しましょう
③ Microsoft 365 Copilot(法人・学校向け有料版)
- できること: 職場のWord・Excel・PowerPoint・Teams内でCopilot使用、社内データ(メール・会議録)との連携
- 条件: ベースのMicrosoft 365ライセンス+追加アドオン契約が必要
- 費用: 月約4,500円/人(アドオン料金)
「ExcelでAI分析したい」「PowerPointをAIで作りたい」という機能は③の法人版のみです。
会社がまだ契約していない場合は、システム担当部署への相談が第一歩です。
私自身も大学のシステム担当部署に確認しましたが、「AIを有効活用できる職員がまだ少なく費用対効果が低い」という判断で、現在も導入は検討中とのこと。だからこそ、まず無料のCopilot Chatを使いこなして実績を作ることが、職場全体のAI活用を前進させる近道だと感じています。
個人向けプランの料金一覧【2026年2月現在】
個人向けプランの概要
個人のMicrosoftアカウント(@outlook.jpや@outlook.comなど)向けには、「Microsoft 365 Personal」「Microsoft 365 Family」「Microsoft 365 Premium」といった有料プランが用意されています。
- できること:
- 個人のPCに入っているWord、Excel、PowerPointなどでCopilotが使える。
- 混雑時でも優先的に最新の高性能AIモデルにアクセスできる。
- 無料版よりも高い使用上限が適用される。
個人向けMicrosoft 365プラン
| プラン | 月額(月払いの料金) | Copilot(Office連携) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Basic | 260円 | × | メール・ストレージのみ |
| Microsoft 365 Personal | 2,130円 | ✅(使用上限あり) | 個人での業務・副業 |
| Microsoft 365 Family | 2,740円 | ✅(契約者本人のみ) | 最大6人で共有 |
| Microsoft 365 Premium | 3,200円 | ✅(上限拡張) | AIをヘビーに使いたい人向け |
※ 2025年1月より、Microsoft 365 Personal/FamilyにCopilotが標準搭載されました。料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報はMicrosoft公式サイトでご確認ください。
⚠️ 個人アカウントへの業務データ入力は、有料・無料を問わず避けてください。
セキュリティ規定違反になる可能性があります。
ChatGPT・GeminiとCopilotの使い分け早見表
「結局どのAIを使えばいいの?」職場・学校での利用と個人・プライベートでの利用に分けて整理します。
🏢 職場・学校のアカウントで使う場合
| 生成AIの種類 | Copilot Chat(無料) | Microsoft 365 Copilot(有料) | Gemini(Workspace版) |
|---|---|---|---|
| 使い方 | Edgeブラウザ上でチャット | Word・Excel・PowerPoint内で直接使う | Googleドキュメント・Gmail内、またはブラウザでチャット |
| 得意なこと | メール下書き、文章の要約・翻訳、Webリサーチ | Officeファイルの作成・分析・要約、社内データ活用 | 文章生成、PDF要約、Google系アプリとの連携 |
| Office連携 | ❌ | ✅ | ❌ |
| Google系連携 | ❌ | ❌ | ✅ |
| 業務データの安全性 | 安全(盾マーク確認) | 安全 | 安全(盾マーク確認) |
| 費用(会社・法人負担) | 無料 | 月約4,500円/人(アドオン) | Workspaceの契約による |
まずはCopilot Chat(無料)を職場アカウントで試してみましょう。 Edgeを開いて盾マークを確認するだけで、すぐに安全に使えます。ExcelやWordの中でAIを使いたい場合は、システム担当部署へMicrosoft 365 Copilotの導入を相談してみてください。
🏠 個人・プライベートで使う場合
| 生成AIの種類 | Copilot(個人・無料) | Microsoft 365 Personal(個人有料) | ChatGPT / Gemini(個人有料) |
|---|---|---|---|
| 使い方 | ブラウザ・Windowsアプリでチャット | Word・Excel・PowerPoint内でCopilot使用 | ブラウザ・スマホアプリでチャット |
| 得意なこと | 日常的な調べもの、文章作成 | 個人PCのOfficeファイルをAIで作成・編集 | 汎用的な質問回答、アイデア出し、画像生成など |
| Office連携 | ❌ | ✅ | ❌ |
| 費用 | 無料 | 2,130円/月 | 無料〜1,200〜3,000円/月 |
| 業務データの入力 | ⚠️ 非推奨 | ⚠️ 非推奨 | ⚠️ 非推奨 |
⚠️ 個人アカウントへの業務データの入力は、有料・無料を問わず避けてください。 プライベート用途に限って活用しましょう。
まとめ
| 状況 | 使うべきCopilot |
|---|---|
| 職場PCのEdgeがある | Copilot Chat(無料)を盾マーク確認して使う |
| 個人PCでWordやExcelをAIで使いたい | Microsoft 365 Personal(月2,130円〜) |
| 職場のExcelでAI分析したい | 法人版 Microsoft 365 Copilot(システム担当へ相談) |
| ExcelにCopilotが出てこない | 法人ライセンス未契約の可能性が高い |
「Copilotを使いたいのに使えない」とモヤモヤしていた原因は、
種類ごとの違いを知らなかっただけかもしれません。
まずは職場のEdgeを開いて、盾マークつきのCopilot Chatを試してみてください。
メール文面の作成や議事録の整形など、日常業務の多くはこれだけで効率化できます。
AIツールはCopilotだけでなく、GeminiやChatGPTなど複数の選択肢があります。それぞれの特徴を理解して、業務に合ったものをうまく組み合わせるのが、賢いAI活用の第一歩です。
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