Claude Coworkとは?事務職でも使える!ファイル整理・資料作成を自動化する方法

目次

はじめに

「この資料まとめて」「このフォルダ整理して」——そんなお願いをAIが自分で実行してくれたらどうでしょう?

たとえば、こんな場面を想像してみてください。

  • デスクトップに溜まったファイルを「種類と日付で整理して」と一言伝えるだけで、自動でフォルダ分けが完了する
  • 会議のメモを渡して「報告書の形にして」と頼むだけで、整形されたWordファイルが出来上がっている
  • 「先月分の領収書の写真から経費精算表を作って」と指示したら、Excelファイルが自動で生成されている

これまでのAIは「やり方を教えてくれる先生」でした。「Excelでこういう表を作るにはどうすればいいか?」と聞いて、手順を教えてもらい、自分で作業する——という流れです。

でも、欲を言えば「教えてくれる先生」より「代わりにやってくれる部下」が皆さんには必要ではないでしょうか。

2026年1月、Anthropic社がリリースした 「Claude Cowork(クロード・コワーク)」 は、まさにそれを実現するツールです。プログラミング知識ゼロでも、難しいコマンドを覚えなくても大丈夫です。日本語で指示をするだけで、AIが計画を立てて、実際にファイルを操作し、成果物まで仕上げてくれます。

大学職員として日々の業務をこなしている私も、「議事録の整形」「アンケート結果のまとめ」「年度末のフォルダ整理」といった地味で時間のかかる作業に追われることがよくあります。そんな事務職の悩みにこそ、Claude Coworkは刺さるツールだと感じています。

この記事では、私のようにプログラミング知識ゼロの一般事務職の方に向けて「Claude Coworkって何ができるの?」「どうやって使うの?」を丁寧に解説していきます。

当ブログは現役大学職員の私が、AIツール(Gemini, ChatGPTなど)を活用し、事務業務改善をするためのAI活用ブログです。私自身、文系大学卒の非エンジニアの事務職員なので、専門用語は避けて読者の皆さんが分かりやすく、すぐ使える情報をお届けできるよう心がけています。
プロフィールの詳細は、以下をご覧ください。

Claude Coworkとは?普通のAIチャットと何が違うの?

まず、従来のAIチャット(GeminiやChatGPTなど)との違いを整理しましょう。

普通のAIチャットClaude Cowork
できること文章を生成・回答するファイルを実際に操作する
ファイル操作アップロードが必要指定フォルダに直接アクセス
作業の進め方1回の質問→1回の回答複数ステップを自律的に実行
イメージ「やり方を教えてくれる先生」「代わりにやってくれる部下」

普通のAIチャットは回答するだけ(これだけでも十分便利!)ですが、Coworkは実際にファイルを読んで、編集して、保存までやってくれます。AIを日々使っている私が感じるのは、「議事録を整形して」「アンケート結果をまとめて」といった作業を、「毎回ファイルをアップロードしダウンロードする」ことなく一気通貫で出来るようになるというのはかなり大きな変化です。

Claude Coworkでできる3つのこと

① ローカルファイルへの直接アクセス

Coworkは、あなたが許可したフォルダに直接アクセスして、ファイルを操作できます。

具体的な例:

  • 「ダウンロードフォルダを種類と日付で整理して」→ 自動でフォルダ分け・ファイル名の変更
  • 「このフォルダのExcelファイルを全部まとめて一覧表にして」
  • 「領収書の写真から経費精算スプレッドシートを作って」

毎月やっている定型作業を「一言お願いするだけ」で終わらせることができるのです。

② マルチステップタスクの自律実行

Coworkの強みは、複雑な作業を自分で計画して、ステップごとに実行してくれる点です。

たとえば「会議メモから報告書を作って」と頼むと:

  1. メモファイルを読み込む
  2. 内容を整理・分類する
  3. Wordやテキストファイルで報告書を生成する
  4. 指定フォルダに保存する

これを一括で実行してくれます。途中の細かい指示は不要です。

③ ブラウザ操作・外部サービス連携

「Claude in Chrome」という拡張機能と組み合わせると、Webブラウザも操作できます。

  • 特定サイトから情報を収集してスプレッドシートに整理
  • Gmailを検索して必要なメールを見つける
  • Google カレンダーや Canva などの外部ツールと連携

料金・使い方:始め方をわかりやすく解説

料金

Claude Coworkは、Claudeの有料プラン(月額20ドルのProプラン以上)で利用できます。
※無料プランでは使えません。

プラン月額(目安)Cowork利用
無料0円×
Pro約3,000円($20)
Max約15,000円($100)

使い方(3ステップ)

Step 1:Claude Desktopをダウンロード
claude.com/download からデスクトップアプリをインストールします。Windows・Mac対応

Step 2:Coworkタブを開く
Claude Desktopを起動すると、「Cowork」タブが表示されています。そこをクリックするだけ。

Step 3:フォルダを選択して指示する
作業させたいフォルダを選択し、やってほしいことを日本語で伝えるだけです。

「このフォルダの中にある議事録ファイルを読んで、日付・参加者・決定事項をまとめた一覧表を作って」

フォルダのアクセス許可は「一度だけ」か「常に許可」が選べます。慣れるまでは安全のため「一度だけ」で試すのがおすすめです。

事務職が特に使いやすいシーン

私が大学職員として「これは助かる」と思うシーンをいくつか挙げます。

ファイル整理・名前変更
年度末のフォルダ整理、ファイル名のルール統一など、手作業で地味に時間がかかる作業を任せられます。「ファイル名に月日を頭につけて」といった指示も対応可能です。

資料の下書き作成
メモや箇条書きのテキストファイルを渡して「会議資料の形にして」と頼めば、Wordファイルとして整形してくれます。

アンケート・データ集計
CSVやExcelのデータを読み込ませて「集計して」「グラフ用に整形して」といった操作も得意です。

情報収集レポート
「この3つのサイトの情報を調べてまとめて」と頼むと、Claude in Chromeと連携して自動でリサーチしてくれます。


使う前に知っておきたい注意点

便利な反面、いくつか気をつけておきたい点もあります。

ファイルを実際に変更する
Coworkはファイルを実際に編集・移動します。重要なファイルは事前にバックアップを取っておきましょう。

機密情報・個人情報に注意
会社や大学の機密情報を含むフォルダは共有しないことをおすすめします。アクセスするフォルダは最小限に絞るのが安全です。

現在はリサーチプレビュー段階
2026年2月現在、Coworkは「Research Preview(研究プレビュー)」という位置づけです。機能は今後変更される可能性があります。

規制対象業務には使わない
Coworkの活動ログは監査ログに記録されません。コンプライアンス対応が必要な業務には使わないよう注意が必要です。


まとめ:教えてもらう→任せる時代へ

Claude Coworkは、これまでのAIチャットからさらに進化を遂げた「実行するAI」です。

  • プログラミング知識不要
  • 日本語で指示するだけ
  • ファイルを実際に操作・作成してくれる

最近ではAIが自律的に作業を行う「AIエージェント」型のツールがいくつか登場しています。ただ、Claude自体はすでに多くのビジネスシーンで使われている実績があり、日本語対応も充実しています。新しいツールをゼロから覚えるより、すでに使い慣れているClaudeの延長線上で使えるCoworkは、一般の方にとっても敷居が低い選択肢と言えます。

毎月繰り返している定型作業は今すぐにでも丸ごと任せられる可能性があります。まずは「ダウンロードフォルダを整理して」という簡単なタスクから試してみてはいかがでしょうか。

大学など個人情報が多い職場では、アクセスフォルダの選択を慎重に行う必要があります。まずは業務に関係のない個人フォルダなどで試してみることをおすすめします。

よくある質問(FAQ)

Q. スマートフォンやタブレットで使えますか?
A. 現在はWindows・Mac向けのデスクトップアプリのみ対応です。スマートフォンでは使えません。

Q. インターネットに接続していないと使えませんか?
A. Coworkはインターネット接続が必要です。

Q. 無料で試せますか?
A. 無料プランでは使えません。有料プラン(Pro以上)が必要です。

※本記事の情報は2026年2月時点のものです。機能・料金は変更される場合があります

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この記事を書いた人

20代後半・二児の父。文系の4年生大学を卒業後、民間企業を経て、都内の総合大学で事務職員として勤務中。AIを使用した業務効率化や実生活での活用について発信。事務職員(非エンジニア)目線で誰にでも再現できる活用法の発信を心がけていきます。

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