【商用利用OK】Adobe Fireflyの使い方|著作権を気にせず画像生成する方法【2026年版】

Adobe Fireflyで広報用画像を生成するイメージ
目次

はじめに

「社内報やイベントのチラシに使える、ちょうど良い画像がない…」
「フリー素材だとありきたりで、オリジナリティが出せない…」
「急なイベント告知で、デザイナーに頼む時間も予算もない…」

広報・イベント担当の方は、こうした画像素材の悩みに直面することが多いのではないでしょうか。

そんなときに便利なのが、Adobeが提供する画像生成AI「Adobe Firefly(アドビ ファイアフライ)」です。

Adobe Fireflyは、商用利用しやすい設計が特徴の画像生成AIです。著作権リスクをできるだけ避けながら、チラシ・ポスター・Web画像・広報素材のたたき台を作りたい事務職や大学職員に向いています。

💡 画像生成AIは複数のツールがあり、それぞれ得意分野が違います。Adobe Fireflyは特に「商用利用の安全性」が強みですが、「日本語テキスト入りのポスター」の作成や「会話形式での細かい修正」を重視するなら、ChatGPT ImagesやNano Bananaも選択肢になります。記事の最後で使い分けの目安も紹介します。

この記事では、Adobe Fireflyの使い方、商用利用・著作権面での考え方、チラシ用画像を作る手順、業務で使うときの注意点を、事務職向けにわかりやすく解説します。

当ブログは現役大学職員の私が、AIツール(Gemini, ChatGPTなど)を活用し、事務業務改善をするためのAI活用ブログです。私自身、文系大学卒の非エンジニアの事務職員なので、専門用語は避けて読者の皆さんが分かりやすく、すぐ使える情報をお届けできるよう心がけています。
プロフィールの詳細は、以下をご覧ください。

Adobe Fireflyとは?商用利用しやすい画像生成AI

Adobe Fireflyは、PhotoshopやIllustratorでおなじみのAdobeが提供する生成AIサービスです。テキストで指示を入力するだけで、写真風の画像、イラスト、背景素材、デザインのたたき台などを作成できます。

最大の特徴は、商用利用や著作権面に配慮して設計されていることです。Adobe公式では、Fireflyの生成AI機能による出力は、原則として商用プロジェクトで使用できると説明されています。ただし、Adobeが商用利用不可と指定したベータ機能などは例外になる場合があるため、実際に業務で使う前には公式情報を確認しましょう。

Adobe Fireflyのポイント

Point 1:商用利用しやすい設計で、広報物やWeb画像のたたき台に使いやすい

Point 2:Adobe製品との連携が強く、PhotoshopやIllustratorを使う職場と相性が良い

Point 3:日本語の指示文(プロンプト)でも画像を生成できる

Point 4:無料でも試せるが、生成クレジットやウォーターマークなどの条件はプランによって異なる

特に、公式サイト・印刷物・広報資料など、著作権リスクをできるだけ避けたい場面では、Adobe Fireflyは有力な選択肢になります。

Adobe Fireflyは著作権を気にせず使える?業務利用前に確認したいこと

Adobe Fireflyは「商用利用しやすい画像生成AI」として紹介されることが多いですが、だからといって何でも無条件に使ってよいわけではありません。

業務で使う場合は、少なくとも以下の点を確認しておきましょう。

  • 利用している機能が商用利用可能か:Adobeがベータ版・試験版として提供している機能では、条件が異なる場合があります。
  • 無料プランか有料プランか:生成クレジット数、ウォーターマーク、利用可能な機能はプランによって変わります。
  • 組織のルールに合っているか:大学・企業・自治体などでは、生成AI利用ガイドラインがある場合があります。
  • 生成画像の内容に問題がないか:人物、ロゴ、商標、実在の大学名・企業名を連想させる表現には注意が必要です。

Adobe Fireflyは「著作権面で比較的安心して使いやすいツール」ですが、公式広報物として公開する前には、担当者が内容・表現・利用条件を確認するのが安全です。

Adobe Fireflyの使い方|チラシ用画像を生成する5ステップ

ここからは、Adobe Fireflyでチラシやイベント告知に使える画像を作る手順を紹介します。デザイン経験がなくても、基本的な流れを押さえればすぐに試せます。

STEP
Adobe Fireflyにアクセスする

まずは、お使いのブラウザでAdobe Fireflyの公式サイトにアクセスし、Adobeアカウントでログインします。アカウントがない場合は無料で作成できます。

K

無料アカウントでも画像生成を試せます。ただし、月間クレジット数、ウォーターマーク、利用できる機能は変更される場合があります。公式Webサイトや印刷物への本格利用では、最新のプラン条件を確認しておきましょう。

STEP
プロンプト(指示文)を入力する

入力ボックスに「どのような画像が欲しいか」を説明する文章を入力します。最初は難しく考えず、被写体・場所・雰囲気・用途を組み合わせるだけでOKです。

Adobe Fireflyでプロンプトを入力する画面

たとえば、大学のイベント告知用であれば、次のように入力します。

明るい大学キャンパスで、学生たちが楽しそうに会話している様子。オープンキャンパスのチラシに使える爽やかな雰囲気。リアルな写真風。自然光。高解像度。

「チラシに使う」「Webサイトのメイン画像に使う」「落ち着いた雰囲気にする」など、用途まで入れるとイメージに近づきやすくなります。

STEP
縦横比やスタイルを調整する
Adobe Fireflyで縦横比やスタイルを調整する画面

入力ボックス下部の設定パネルを使って、サイズやテーマを調整できます。「さらに生成」をクリックすると別画面に移り、より細かな設定ができるようになります。

Adobe Fireflyの詳細設定画面
  • 縦横比:チラシなら縦長、Webサイトのメイン画像なら16:9などを選びます。
  • コンテンツタイプ:リアルな質感を求めるなら写真、柔らかい雰囲気にしたいならアートやイラストを選びます。
  • スタイル:ボケ、ミニマリスト、レトロフューチャーなどを指定すると、画像のテイストを変えられます。
STEP
必要に応じて画像を修正する

生成された画像がイメージと少し違う場合は、プロンプトを調整して再生成します。たとえば、「学生を少なめにする」「背景を図書館にする」「落ち着いた色合いにする」など、修正したい点を具体的に入力します。

一部分だけ直したい場合は、「生成塗りつぶし」などの機能を使うと、背景や人物の一部を自然に修正できます。

STEP
画像をダウンロードしてPowerPointやCanvaで整える

イメージに近い画像ができたら、画像にカーソルを合わせて右上に出てくるダウンロードボタンをクリックします。

ダウンロードした画像は、PowerPointやCanvaなどでチラシを作成する際の背景やメインビジュアルとして活用できます。

なお、チラシに掲載する日時・会場名・申込方法などの重要な文字情報は、Firefly内で画像として生成するより、PowerPointやCanvaで後から入力する方が安全です。

学校・職場の広報で使えるプロンプト例10選

ここでは、大学・短大・専門学校・行政・一般企業の広報で使いやすいプロンプト例を紹介します。必要に応じて、学校名・イベント名・季節・雰囲気を入れ替えて使ってください。

テーマプロンプト例(日本語)プロンプト例(英語)
未来の学習空間未来的なデザイン大学の図書館透明なディスプレイ柔らかい自然光、学生がグループワークをしている様子、デジタルアート高解像度futuristic design university library, transparent displays and soft natural light, students engaged in group work, digital art, high resolution
科学実験ビーカーフラスコが並ぶ化学実験室鮮やかな青と緑の液体が反応している様子、リアルな写真焦点深度Chemistry laboratory with beakers and flasks, vivid blue and green liquids reacting, photorealistic, depth of field
キャンパスの四季秋の夕暮れ時美しい大学のキャンパスイチョウの黄色い葉が舞うレンガ造りの建物印象派の絵画暖かい照明beautiful university campus at autumn sunset, brick building with yellow ginkgo leaves fluttering, impressionist painting, warm lighting
歴史的資料古い革の表紙開かれた歴史書手書きのカリグラフィー小さなスケッチ羊皮紙の質感アンティーク写真接写open history book with an old leather cover, handwritten calligraphy and small sketches, parchment texture, antique photograph, close-up shot
テクノロジーVRヘッドセットを装着してバーチャルな世界で学ぶ高校生サイバーパンクの背景、ネオンライト3Dレンダリングhigh school student wearing a VR headset learning in a virtual world, cyberpunk background, neon lights, 3D rendering
国際交流世界中の学生輪になって話している、それぞれの国旗をイメージした抽象的な線が交差している背景、フラットデザイン明るく希望に満ちた色彩students from around the world talking in a circle, background of abstract lines crossing, inspired by their flags, flat design, bright and hopeful colors
部活動・スポーツ夜の体育館バスケットボールを練習する学生アスリートダイナミックな動き汗と情熱映画のような照明student athlete practicing basketball in a night gymnasium, dynamic motion, sweat and passion, cinematic lighting
職業体験白衣を着てロボットを組み立てる中学生清潔で整然とした作業台未来的な工場の雰囲気、コンセプトアートmiddle school students wearing lab coats assembling a robot, clean and organized workbench, futuristic factory atmosphere, concept art
安心感とサポート優しそうな先生悩む学生寄り添って話を聞いている温かい色調カウンセリングルーム水彩画のような柔らかいタッチkind teacher listening closely to a troubled student, counseling room with warm color tones, soft touch like a watercolor painting
学校イベントカラフルな旗風船で飾られた講堂での卒業式喜び達成感のある表情、ボケ効果パステルカラーgraduation ceremony in an auditorium decorated with colorful flags and balloons, expressions of joy and accomplishment, bokeh effect, pastel colors

さらにイメージ通りの画像を作るための3つのコツ

1. 形容詞を具体的にする

「きれいなキャンパス」よりも、「緑が豊かで、近代的なガラス張りの建物があるキャンパス」のように、情景が目に浮かぶ言葉を使いましょう。

画像生成AIは、抽象的な言葉だけでは意図を正確に読み取りにくいことがあります。色、季節、場所、人物、雰囲気、用途を具体的に入れると、完成イメージに近づきます。

2. 必要に応じて英語のプロンプトを試す

Adobe Fireflyは日本語でも使えますが、画像の雰囲気がうまく伝わらない場合は、英語のプロンプトを試すのも有効です。ChatGPTやGeminiに英文プロンプトを作ってもらうと、英語が苦手でも簡単に試せます。

Adobe Fireflyで「大学の講義室内で複数の日本人学生がディスカッションをしている様子」を生成するための英文プロンプトを生成して。
Several Japanese university students, both male and female, engaged in an active discussion inside a modern university lecture hall. They are sitting around a table, some gesturing, some looking at notes or laptops. The atmosphere is collaborative and studious. The lecture hall features modern design, comfortable seating, and good lighting. The students are dressed in smart casual attire. Focus on natural interactions and realistic expressions.

3. 生成塗りつぶしで部分修正する

「学生の表情だけ変えたい」「背景に余計なものが写ってしまった」という場合は、「生成塗りつぶし」機能が便利です。修正したい箇所を指定し、修正内容を入力することで、その部分だけを自然に調整できます。

Adobe Fireflyを業務で使うときの注意点

Adobe Fireflyは業務で使いやすい画像生成AIですが、大学・企業・自治体などの組織で使う場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 公式情報を確認する:商用利用や生成クレジット、ウォーターマークなどの条件は変更される場合があります。
  • 個人情報や未公開情報を入力しない:学生情報、職員情報、未公開の入試情報、内部資料などは入力しないようにしましょう。
  • 実在する人物・ロゴ・商標に注意する:広報物で使う場合は、肖像権・商標・ブランド表現も確認が必要です。
  • 生成画像をそのまま公開しない:AI画像には不自然な表現が混ざることがあります。公開前に必ず人の目で確認しましょう。

特に公式Webサイトや印刷物で使う場合は、「商用利用できるか」だけでなく、「組織の広報物として適切か」まで確認することが大切です。

まとめ:Adobe Fireflyは著作権リスクを抑えて画像生成したい人に向いている

Adobe Fireflyは、著作権や商用利用の面に配慮しながら、広報物・チラシ・Web画像のたたき台を作りたい人に向いている画像生成AIです。

  • 商用利用しやすい画像生成AIを使いたい
  • フリー素材にはないオリジナル画像を作りたい
  • チラシやイベント告知のメイン画像を短時間で用意したい
  • Adobe製品と連携しながら画像を調整したい

まずは無料アカウントで試し、業務や公式広報物で本格的に使う場合は、プラン条件・利用規約・所属組織のルールを確認したうえで活用しましょう。

あわせて読みたい|画像生成AIの使い分け

「Adobe Fireflyの強みはわかったけど、他のツールはどうなの?」と気になった方へ、用途別の使い分けをご紹介します。

ツール強みおすすめ用途
Adobe Firefly商用利用の安全性・Adobe製品との連携公式広報物、印刷物、著作権リスクを避けたい用途
ChatGPT Images 2.0日本語テキスト精度・複雑な構図への対応文字入りチラシ、業務フロー図、インフォグラフィック
Nano Banana(Gemini)キャラクターの一貫性・会話形式の修正マスコットキャラの量産、資料からの自動インフォグラフィック

各ツールの詳細はこちらの記事で解説しています。

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この記事を書いた人

20代後半・二児の父。文系の4年生大学を卒業後、民間企業を経て、都内の総合大学で事務職員として勤務中。AIを使用した業務効率化や実生活での活用について発信。事務職員(非エンジニア)目線で誰にでも再現できる活用法の発信を心がけていきます。

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