ChatGPT以外にもGeminiとかClaudeとか色々あるけど、何が違うの?
結局どれを使えば仕事が一番はかどるの?
生成AIが普及するにつれ、こうした疑問を持つ方も増えてきているのではないでしょうか。
この記事では、現役の大学事務職員として日常業務でAIを使っている私が、代表的な3つのAI(ChatGPT・Gemini・Claude)を事務職・大学職員目線で比較します。
難しい話は可能な限り省いて、「どの業務に使えばいいか」という実用的な視点でお伝えします。
この記事でわかること
✅ ChatGPT・Gemini・Claudeそれぞれの特徴と得意なこと
✅ 事務職の業務別(メール・要約・Excel)におすすめのAI
✅ 無料から始めるときの選び方
✅ 使う際のセキュリティ注意点
当ブログは現役大学職員の私が、AIツール(Gemini, ChatGPTなど)を活用し、事務業務改善をするためのAI活用ブログです。私自身、文系大学卒の非エンジニアの事務職員なので、専門用語は避けて読者の皆さんが分かりやすく、すぐ使える情報をお届けできるよう心がけています。
プロフィールの詳細は、以下をご覧ください。
そもそもLLMとは?(1分でわかる基礎知識)
LLM(Large Language Model=大規模言語モデル)とは、膨大なテキストデータを学習し、人間のように自然な言葉を理解・生成できるAIプログラムのことです。
翻訳・文章の要約・プログラミング・メールの作成など、言葉に関わるあらゆるタスクをこなすことができます。
2026年9月時点で、事務職の方が個人でも利用しやすい代表的な生成AIサービスが、ChatGPT・Gemini・Claudeの3つです。各サービスでは複数のモデルが提供され、利用できるモデルはプランやアカウントによって異なります。
3つのAIを事務職目線で徹底比較
1. ChatGPT(OpenAI社)── 情報が多く入門しやすい万能型
「ChatGPT」を動かしているAIです。最も知名度が高く、インターネット上に使い方や最新情報が豊富にあるため、「困ったときに調べやすい」のが最大の特長です。
※2026年9月時点では、新しいGPT-6シリーズを含め、ChatGPTで利用できるモデルはプランやアカウント、段階的な提供状況によって異なります。契約前・利用前に画面上の表示とOpenAI公式のリリースノートをご確認ください。
得意なこと
- 汎用性:メール作成・企画書の壁打ち・文章の要約・校正・データ分析など、どんな用途でも安定した性能を発揮します
- 情報量:最も普及しているため、連携できる外部サービスやツールが豊富。使い方を調べやすいのも利点です
- 自然な対話:ユーザーの意図を汲み取り、わかりやすい文章を生成する能力に長けています
こんな方・場面におすすめ
- 初めて生成AIを使う方
- 特定の用途に絞らず、幅広くAIアシスタントとして活用したい方
- 定型的なメール作成や資料の下書きを効率化したい場合
2. Gemini(Google社)── Google連携が強い情報収集型
Googleが開発するAIです。2026年9月時点ではGemini 3.8シリーズが案内されていますが、利用できるモデルはサービスやプラン、アカウントによって異なります。テキスト・画像・音声・動画などを扱え、Googleサービスとの連携が特徴です。詳しくはGoogle公式情報をご確認ください。
得意なこと
- リアルタイム性:最新のニュースやWeb上の情報を反映した回答を生成できます。「最新の〇〇の動向を教えて」といった情報収集に強いです
- 長文・大量データの読解:一度に処理できる情報量が非常に大きく、分厚いPDF資料・大量のアンケート結果などを丸ごと読み込ませて分析・要約できます
- Google連携:GmailやGoogleドキュメント、スプレッドシートとの連携がスムーズです
こんな方・場面におすすめ
- 最新のトレンドや他機関の事例を調査したい方
- 論文・報告書・アンケートの自由記述など、大量の資料を分析・要約したい場合
- Google Workspace(Gmail・スプレッドシート等)を職場で使っている方
👇 Geminiについてさらに詳しく知りたい方はこちら

3. Claude(Anthropic社)── 文書作成や資料整理に使えるAI
Anthropicが提供するAIです。2026年9月時点では、Claude Sonnet 5.5やClaude Opus 5.5が案内されています。利用できるモデルはプランやアカウントによって異なります。文章作成、資料整理、コード作成など幅広い用途に対応します。詳しくはAnthropic公式情報をご確認ください。
得意なこと
- 文章作成・推敲:私が試した範囲では、文脈に合わせた柔らかい文章の下書きを作りやすいと感じました。完成前に、事実関係や言い回しを人が確認しましょう
- 長文資料の要約・整理:公開資料や匿名化した架空資料を使って、論点の洗い出しや要約の下書きに活用できます。規定や契約に関する判断は、必ず元資料と担当部署の確認を優先してください
- コード作成・修正の補助:Excel VBAなどのたたき台作成やエラー原因の整理に使えます。ただし、Claudeを含むどのAIも誤る可能性があるため、実行前の確認とテストが必要です
こんな方・場面におすすめ
- 丁寧な言葉遣いと配慮が求められる対外的な公式文書を作成する方
- 公開資料や匿名化した架空資料を使って、規定の論点整理をしたい方
- Excel VBAなどのコード作成・修正をしたい方
👇 Claudeの「Claude Cowork」について詳しく知りたい方はこちら

業務別・おすすめAI早見表
| 業務 | おすすめAI | 理由 |
|---|---|---|
| メール・お知らせ文の下書き | ChatGPT or Claude | 自然な文体の生成が得意 |
| 最新情報の調査・まとめ | Gemini | Web情報をリアルタイムで参照できる |
| 長いPDF・資料の要約 | Gemini or Claude | 大量の文書を一度に処理できる |
| Excelの関数・VBA修正 | ChatGPT or Claude | コード生成の精度が高い |
| 定型業務のテンプレート化 | Gemini(Skills。移行期間中はGems) | 繰り返し指示の登録・再利用ができる |
比較するときに確認したい3つのポイント
- 3つのAIはいずれも文章作成、要約、ファイルの読み取り、コード作成などに対応しています。固定的な「得意・苦手」はモデルの更新で変わります
- 比較するなら、同じ指示と同じ匿名化・架空データを使い、回答を元資料と照合します
- 利用できるモデル、Web検索、ファイル容量、回数制限はプランやアカウントによって異なるため、契約前に公式情報と実際の画面を確認します
最初の1つを選ぶなら?
職場のツールに合わせるのが一番スムーズです。
- GoogleアカウントやGoogle Workspaceを使っている → Gemini
- MicrosoftのOfficeやTeamsを使っている → Microsoft Copilot(利用できる機能は契約ライセンスと組織設定によって異なります)
- どれでもない、情報量が多い方が安心 → ChatGPT
どれも無料版から始められます。「まず1つ試してみる」が大事で、使いながら自分の業務に合うAIを見つけていくのが現実的です。
使う際のセキュリティ注意点
個人情報・機密情報はAIに入力しない
氏名・住所・学籍番号・成績など個人を特定できる情報は、AIのチャット画面に入力しないことが原則です。各ツールの「学習オフ設定」をすることで、入力した内容がAIのトレーニングに使われるリスクを減らせます。
個人向けサービスでは、会話をモデル改善に利用するかどうかの設定やデータ保持の扱いが、サービスやプランによって異なります。設定画面と各社の最新の公式案内を確認してください。設定を変更しても業務データを自由に入力してよいとは限らないため、所属機関のルールを優先しましょう。
また、職場や大学で法人契約のAIツールを使う場合は、管理者設定でデータ保護が設定されていることが多いです。所属機関のルールや設定を事前に確認しましょう。
まとめ:どれが一番いいではなく「使い分け」が正解
ChatGPT・Gemini・Claudeは、それぞれ個性と得意分野があります。
- 入門・幅広い業務には ChatGPT
- 情報収集・Google連携には Gemini
- 文章作成・長文資料の整理には Claude
最初から3つを使い分ける必要はありません。まず1つを使い始めて、「こういうことがしたい」という場面が増えてきたときに他のツールも試してみる、というステップが現実的です。
繰り返し同じ種類の作業をAIに依頼するようになったら、GeminiのSkills(移行期間中はGems)など、各サービスで提供されている指示の再利用・カスタム機能を使うと、毎回プロンプトを入力する手間を減らせます。GemsからSkillsへの移行時期はアカウントの種類によって異なります。利用できる機能はプランやアカウントによって異なるため、画面上の表示を確認してください。
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